団地育ちの私。
小さい時は団地内に子どもが沢山いて、多少の年齢差があっても一緒に遊んでいました。
芝生で野球をやったり、テニスコートでサッカーしたり、ローラースケートで歩道を滑走したり。
団地内のおばちゃんやおじちゃんに挨拶したり、怒られたり。
誰かが誰かを見守ってくれたり、関わり合ったり。
当たり前にあった事が、親になってみると贅沢な事だったと思います。
そんな団地の一部屋をリノベーション。
ご夫婦と子どもが2人の4人家族のお宅です。
桜の木がある芝生広場にバルコニーが面した開放的なハコ。
そんな素敵な眺望を常に感じれる、LDK。
ソファーは眺望を独り占めできるほっこりスペース。
畳スペースでは子どもがオモチャで遊んだり、皆んなでゴロゴロしたり。
雲梯は子どもの運動能力向上から大人の健康体操、屋内干しまで用途がいっぱい。
プロジェクターで映画を楽しんだり、家族の日常が特別な時間になります。
玄関横の育みスペースは、子どもや夫婦の創作意欲をカタチにできる空間。
家族皆の可能性が膨らむ場所です。
育みスペースや寝室、畳スペース等は子どもの成長に合わせて用途が可変出来るよう計画。
また、健康にも配慮。
ヒートショック等の循環器系の疾病予防や子どもが薄着で生活していても大丈夫なように、
外気に面した部分の窓は内窓を設置し壁面には断熱材を施工。
また、エアコンを使わない時期は自然の力を十二分に活用し、住まいの中に風が通り抜けれるように。
団地という開けたエリアの開けた暮らしのお家です。
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住宅間取りアイデアを描いた建築士
石浦 宏昭
●好きなことや趣味
家族と一緒に楽しむ事、体を動かす事が大好きです。
なので家族で登山やアスレチック、スキー、海、あと海外も。。。等の旅行に行くことがたまらなく楽しいです。
そんな一緒に居る時間の中で、小さい子どもたちの本気で楽しんでいる笑顔にこっちまで童心に帰って笑っちゃいます。
注文住宅や、リノベーションを通して、これからもそんな笑顔を共有できる場面を多くつくっていきたいと思います。
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