(後編)~楽人~ つくる人も、住む人も、楽しくありたい。ココリスタッフが語る、ココリの想いと家づくりについて

「帰りたくなる家づくり」をテーマに、注文住宅の設計施工を手掛けているスタジオココリ。
その全貌を明らかにすべく「ココリ特派員」のヒエダアヤカが、スタッフにインタビューします。

スタジオココリの共通のマインドである「楽人(らくんちゅ)」。
「楽人」とは、いったいどんなマインドなのか。ココリスタッフがどのような想いを持って、家づくりを行っているのか。
そんな「楽人」について、設計部長の石浦さん、建築家の安藤さんにお話を伺いました。

石浦さん
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安藤さん

後編となる今回は「ココリの楽人事例」「石浦さん、安藤さんにとって『楽人』とは何か?」というテーマでお届けいたします!

※前回の記事はこちらから!

―前回のインタビューでは「楽しく好きなことをやっている」人、楽人についてお話を伺いました。本日はまず、ココリのお客様の「楽人」事例についてお伺いしたいと思います。

(石浦)私が「楽人」として思い浮かべるのは、1階にお年寄り世帯、2階に若いご夫婦と、三人のお子さまが暮らしている二世帯住宅のY様邸です。

若夫婦からアウトドアがお好きだということを伺っていたので「ご自宅でもアウトドアが楽しめる」そんな家づくりの夢をどうかなえようかな、と考えました。

そこで実施したのが「優先順位カード」や「ラシーク」などのワークです。これらを通して「Y様の今と未来の理想の暮らし」を一緒に掘り下げて考え、少しずつカタチにしていきました。

優先順位カード

そんな打合せは、Y様から「石浦さん、おいしいコーヒーが楽しめるカフェがあるのでここで打合せしましょうよ」とご提案いただいたり、私から「古民家を回収したおもしろいカフェがあるので、ぜひそちらで打合せをしましょう」とご提案したり。打合せの時間も「楽しむ」事ができました。

そしていよいよ「一生に一度の家づくり」の工事がスタートしました。

Y様も交えた現場打ち合わせの際は、電気屋さんとコンセントやスイッチの位置等を確認したり、大工さんとは棚の高さや位置など、使い勝手が良いかどうか一緒に考えたり、図面上のみではなく「実際の現場で」確認していきました。

お子さまはと言えば、杉の無垢床が気持ち良かったのか、床の上をゴロゴロ寝そべって楽しそうに遊んでいました(笑)

一生に一度の家づくり。実際の現場で、いっしょに確認していきます。

工事の最後は、DIYのワークショップ形式で、内部の壁塗りを行いました。Y様と、そのご友人の皆さま、そして私も一緒に漆喰を塗装したんです。

ひさしぶりにY様とお会いしたご友人と「こんな素敵な家にこれから住むんだね」というとても嬉しい会話が生まれたり、皆でおにぎりを持ち寄って食べながら話をしたり…… 家づくりをきっかけとして、いろいろなコミュニティが生まれていました。

親子でいっしょに、壁塗り体験!

そんな、打合せから施工まで楽しく一緒に考えて完成した家での暮らしでは、嬉しい発見がたくさんありました。

家事動線もしっかりと暮らしにフィットしたものになりましたし、特に嬉しかったのが、三人のお子さまも三者三様の性格を持っていながら、それぞれが楽しく暮らせるような家になったことです。

たとえば、ご長男は自分だけの秘密基地(ロフト)で好きなレゴやパズルに没頭する時間を作ることにより、成長とともに好きなことに向けて更なるチャレンジをするようになったり。
お姉ちゃんは、ターザンロープやブランコでアクティブに遊び、その延長でチアリーディングのクラブに入るまでになったんです!

「楽しく暮らせる家」がきっかけとなって影響を与え、お子さまそれぞれが成長のステップにちゃんと進むことができた、というのがとても嬉しかったです。

スタジオココリ 建築事例 袖ヶ浦事例12
お子さまそれぞれが、ご自分の個性を活かしながら楽しく遊べる家に!

―すてきなお話をありがとうございます!「家」という空間がきっかけとなって、自分の持っているポテンシャルが花開いたり、想像力が膨らむというのは、素晴らしいことですね!

(石浦)そうですね。「帰りたくなる地域、家をつくる」というココリのビジョンがありますが、家が自分の「充電場所」になったり、好きなことが自分の中にちゃんとあって、それが家をきっかけとして作用し、アクションにつながるというのは、ココリの家づくりの本質だな、と思います。

「帰りたくなる地域、家をつくる」

―ありがとうございます。

それでは最後に、ズバリ、お二方にとって「楽人」とは何か?を教えてください!

安藤)僕は家づくりの根幹は「楽しい」ことだと思っています。
建築が好きという想いももちろんありますし、もっと強い気持ちとして「お客様に喜んでいただきたい」という想いが強いんです。その手法として「建築」があるイメージです。

いかにも「建築家の先生」という感じではなくて、彼女にプレゼントをするときのような……(笑)、そんな気持ちで家づくりをしていると、やっぱり楽しいです。

家づくりという仕事に携わっているみんな…設計する人間、施工する人間、関連業者の方々と、そこで暮らすお客様が、楽しくしあわせであること。それこそが「楽人」の目指すところであり、楽人そのものだと思います!

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(石浦)仕事場兼遊び場として、ガレージを楽しく改装しているタレントさんがいるけれど……(笑)まさにその方のようなイメージです。
好きなことができていて、自分と異なる人や意見をやみくもに否定せず、何より笑顔でいられる人。それが「楽人」だと思っています。

楽人と打合せをしていっしょに家づくりをすれば、お客様も楽しいかもしれない。
そんな思いで、家づくりをするココリも「楽人」でありたいと思っています。

―どうせやるなら、楽しくやりたい。私の中にもそんな「楽人」の想いが湧き上がってきました。ありがとうございました!

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次回の記事もお楽しみに!

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