今回は
母親…62歳。3人の子どもを育てた専業主婦。趣味は裁縫。
父親…67歳。仕事一筋で定年退職。亭主関白。
そんな夫婦の暮らしを考えてみました。
3.4年前かなっ?
「人生フルーツ」と言う、建築家とその奥様の晩年を描いたノンフィクション映画に出会い凄く感動しました。
「家は暮らしの宝石箱」
でないといけないんだなと当日再認識したのを覚えています。
今回のお絵描きしたご夫婦の家はその影響と自分の両親が頭に浮かびました。
母親の居場所、父親の居場所、家族の居場所といったように、自分が心地良いと思える居場所を選択できる暮らしです。
母親は裁縫や絵描が好きで、自分の好きな事が詰まった小さな小屋で自分時間を楽しみます。
外交的な母親の小屋には近所の子どもや気の知れた友人も訪れる、ちょっとしたお店みたい。
そんな好きが昂じてお店を開く事ができました。
歳を重ねても夢が膨らんでいきます。
父親は真面目で頑固。
サラリーマン時代も好きだったロボットやラジコン作りに没頭できる工作室を設けました。
たまーに作ってくれる料理は絶品!。
1日掛けて下ごしらえから作り上げます。軒下キッチンで作った料理を夫婦で食べたり、孫家族で食べたり。料理が楽しくなる空間です。
そんな夫婦が何となく共有するのが畑。
土を作ったり、種を撒いたり、水をあげたり、雑草を抜いたり、そんな作業を泥だらけになってやったり、裸足でやってみたり!
自然と直に触れたり、野菜の成長を見届けたりするのって幸せですよねっ
その他にも、縁側でゴロゴロしたり、鳥小屋を作ってみたりetc…
きっと、やる事があるから生き生きいられるかも、やる事があるから人と繋がっていられるのかも。
何だかあくせくした今進んでいる世の中と逆光している様な、手間やゆっくりした時間が流れる暮らしです。
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住宅間取りアイデアを描いた建築士
石浦 宏昭
●好きなことや趣味
家族と一緒に楽しむ事、体を動かす事が大好きです。
なので家族で登山やアスレチック、スキー、海、あと海外も。。。等の旅行に行くことがたまらなく楽しいです。
そんな一緒に居る時間の中で、小さい子どもたちの本気で楽しんでいる笑顔にこっちまで童心に帰って笑っちゃいます。
注文住宅や、リノベーションを通して、これからもそんな笑顔を共有できる場面を多くつくっていきたいと思います。
プロフィールは、こちら