――まずは、一番気に入っているところを教えてください。
Y様 一番を選ぶのが難しいのですが、リビングのこの空間ですね。オープンな間取りで全体を見渡せるので、家事をしながらでも子供たちの様子がわかってすごくいいんです。キッチンと洗面所が近く、家事動線が良いところも気に入っています。無垢の床や天井の梁なども、私たちが理想としていた雰囲気にぴったり。そんな理想の我が家を眺めながら、コーヒーを淹れてホッとしている時が幸せな時間ですね。パパは、ウッドデッキでビールを飲むのが至福のひと時ですって(笑)。
――梁にはハンモックやブランコ、登り綱があってアスレチックのよう!
Y様 子供たちは小さい時から登り綱や吊り輪で遊んでいたので、体が鍛えられたようで、3歳にはもう逆上がりができるようになっていました。
――それはすごい!家にいながら、色々な遊びができるのはいいですね。
Y様 ウッドデッキでプール遊びやBBQも楽しんでいますよ。「暑い~」「じゃぁプール出そうか」とか、「暇~」「BBQでもしようか」なんて気軽にできるのもこの間取りのおかげかな。普段、次女は吊り輪ブランコで遊び、長女はリビングを広く使ってチアリーディングの練習をしていることが多いですね。長男はもっぱらロフトでレゴの制作です。長男はモノづくりが好きで、3歳からレゴにハマってました。レゴってパーツが細かいから、小さい妹がいると危なくて自由に遊べませんよね。でも、自分だけの空間=ロフトがあるので、出しっぱなしでもOK、思う存分楽しめます。好きなことに没頭できる環境があるせいか、長男はものすごく集中力がありますね。
――それぞれ好きなことをできるスペースがありつつ、一つの空間でお互いの存在を感じて安心できると。
Y様 そう、大満足の間取りです! ただ、子供たちの成長とともに必要な空間も変わると思うので、子供部屋を2つに区切れるよう可変性にしています。家の間取りってこんなに自由に自分たちで考えられるものなんですね。
――ここに住んで5年、ご家族に何か変化はありましたか?
Y様 子供たちが「自分で考えて動く」「できることは自分でする」ようになりました。家づくりでは、収納スペースを工夫したり、食器棚を低くしたり、一緒に料理ができるカウンターキッチンにしたり、“みんなができる”つくりにこだわったんです。そのおかげで、学校の準備や片付け、お手伝いも積極的にしてくれます。朝ごはんを作ってくれることもあるんですよ。家って、子供の成長も含めて家族を支えてくれるものだなと改めて思います。この家があって、この暮らしができる。おかげさまで、すごく楽しいです!