STORY
小上がりの畳コーナーで、大好きなトミカを走らせるKちゃん。「ハチロク見せてあげる!」と、満面の笑顔で話しかけてくれました。
I様邸は、「子ども中心の暮らし」をコンセプトに、間取りや動線、設備を計画した注文住宅です。ご夫婦の想いが詰まった空間で、お子様が自分でできることをたくさん見つけ、活き活きと動く姿がとても印象的です。
もちろん、子育て世代の家づくりでは、お子様の成長を促す工夫だけでなく、家族全員の暮らしやすさも大切です。子ども中心の設計に加え、家事動線がスムーズになる工夫や家族が自然と集まる団らんスペース、そして心地よい自然素材のデザインなど、大人も快適に過ごせる要素をたくさん取り入れました。
家族みんなが毎日を楽しんで暮らせる住まいが完成しました。
「できた!」が増える毎日の工夫
家にいながら、お子様が自然と「できる」ことが増えていく住まい。 そんな工夫がたくさん詰まっています。1.遊びが学びに変わる空間
・小上がりの畳コーナーは、お子様が思いきり遊べる空間です。 遊んだ後も簡単にお片付けができます。
・吊り輪やボルダリング、ハンモックが設置されたフリースペースは、体を動かしながら挑戦し、失敗と成功を繰り返す場所。 「できないこと」が「できること」へ変わる瞬間を、家族みんなで共有できます。
2.生活の中で育む主体性
・食事の際、飲み物を自分で入れたり、食器を出したり片付けたりと、暮らしの中のちょっとした工夫で「自分でできる」体験が増えていきます。
そのたくさんの「できた!」を親子で共有し、「自分はどこへ行っても大丈夫!」とお子様が感じられる暮らし。 それが、この住まいの願いである「自己肯定感を育む暮らし」です。
回遊動線が叶える、ストレスフリーな家事
家族や自分の時間を大切にするために、日々の家事はできるだけ効率的にこなしたいもの。 I様邸には、スムーズな動線で「家族時間」を増やすための工夫がたくさんあります。1.洗濯をラクにするシンプルな動線
・「洗濯 → 乾燥 → 室内干し → 収納」までが一つの流れで完結するように設計。 以前よりも家事の効率が格段にアップしました。
2.「ただいま」からがスムーズな帰宅動線
・帰宅後は「バッグや衣類をロッカーに収納し、そのまま洗面・トイレへ」という流れが自然にできあがります。
・特に玄関近くのロッカーは、お子様の幼稚園の支度や、帰宅後の片付けにとても便利だと実感されているそうです。(ロッカーから顔を出すKちゃんの姿も微笑ましいですね)
家事の時短が叶ったことで、畳コーナーで家族が団らんを楽しんだり、夫婦で会話をしたり、子どもと遊ぶ時間をゆったりと過ごせるようになりました。
家族それぞれの「愛着のある居場所」
デザインや素材、そして思いがけない発見。家族一人ひとりにお気に入りの場所がある、愛着の湧く住まいです。1.奥様お気に入りのデザインと素材
・奥様は、モルタル・木・白を組み合わせたデザインが特にお気に入りです 。
・床:足触りの良い杉の無垢材
・壁:ウッドチップと紙でできた壁紙「オガファーザー」
・洗面台:モルタルで造作したオリジナルのデザイン
2.旦那様が見つけた心地よいスペース
・お打合せの際、旦那様が希望されていたのは「ゴロゴロ横になれる畳コーナー」と「大きなユニットバス」でした。
・実際に暮らし始めると、「蓋を開けてみると、リビングやハンモックなど、思いがけずたくさんの心地よいスペースを発見できた」と嬉しそうに話してくださいました。
家に自分が落ち着ける居場所がいくつもあるのは、暮らしにとって大きな喜びです。
季節や家族の成長に合わせて、それぞれの居場所を楽しんでいただきたいと思います。